「山を張る」意味・語源は?ヤマの由来は?山勘・ヤマを外す?

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「山を張る(ヤマをはる)」とはどういう意味なんでしょうか?

「テストにヤマを張る」といった使い方をしますが「山を張る」の語源・由来は?

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「山を張る」意味・語源は?ヤマの由来は?ヤマを外す?

「山を張る」は「山を掛ける」と同じ意味の言葉で、万一の幸運を望んで、ことを構える。試験の問題に出そうな箇所を推定することなどを言います。

「張る」「掛ける」は、どちらも博打で金銭を賭けることです。

「山」の語源・由来は「鉱山」のことで、「山を掛ける」「山を張る」は金や銀など貴重な鉱脈のありそうな山を予想して、そこへ採掘資金をつぎ込むことをいったように、あまり確実性のない対象や場所に集中的に資金や労力を投下するという意味あいで用いられます。

山師(金銀鉱山を探し当てて儲ける人)が勘で金銀掘り当てられそうな山に見当をつけてリスクを承知で私財を投じて試掘するのが、丁度、博打で金銭を賭ける(「張る」「掛ける」)のと似ているので「山を張る」「山を掛ける」と言われるようになったのが語源です。

「山を張る」と山勘は同じ意味?語源は?

山勘の語源には、武田信玄の参謀とされる山本勘助の略という説と、「山を張る」と同じように山師(鉱山経営者)の勘の略とする説などがあります。

山師は新しい鉱山の発見し、開発するのが仕事で金銀山開発によって莫大な財を手にし、寺などを建てた人もいました。

※「木を育てて売る」つまり林業に携わる人のことも山師と呼びます。

山師の勘の説は、鉱山の採掘をする山師の仕事は当たり外れも多く、勘が頼りであることからというものから。

山本勘助という武将が当てずっぽうながら、なかなか良い結果を出したらしく、そこから山本勘助→山勘(ヤマカン)が、当てずっぽうで見当をつけることの由来になったとされます。

「山を張る」意味|英語だと?

「山を張る」の英語について「山師」という言葉では

〔詐欺師〕a swindler; 〔ぺてん師〕an impostor; 〔香具師(やし)〕a mountebank, a charlatan 等の用語となるようです。

鉱山開発のため、山に入って地下鉱脈を探す人の事。 そこから発生して、予測を立てて、テストに出るであろう部分、また、そこしか勉強していない。等の状況を「山を張る(予測を立てた)」「山が当たった(予測が当たって、良い点が取れた)」「山が外れた(予測が外れて、良い点が取れなかった)」等と使います。

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