高浜虚子の
「病む人に買うて戻りし熊手かな」
の意味・解釈は?
病む人に買うて戻りし熊手かな意味は?高浜虚子
高浜虚子「病む人に買うて戻りし熊手かな」意味は
病気の身内がいて、その人の代わりに酉の市で熊手を買って帰る
といったところでしょう。
熊手は酉の市で運や福、商売繁盛を招く縁起物として扱われている縁起物
鷲(ワシ)が獲物をしっかりと捕らえることになぞらえて、運を鷲づかみすると言われるように「運をかっこむ」熊手守りになったと言われます。
転じてまた家族がみな、事故や病気が無く無事に過ごせるようにという願掛けでも用いられることがあります。
酉の市などで手に入れた熊手などの縁起物はどこに飾ったら一番ご利益があるのかというと、
1) 玄関–福を取り込みやすいように入り口に向けて、少し高いところに飾る
2) その他–熊手の正面を南、東、西などに向けて、室内の少し高いところに飾る
3) お寺や、神社で授かった「熊手守り」なら神棚や仏壇がある場合そこにまつるのも良い
4) 出来ることなら熊手の正面を北に向けて飾るのは避けたほうが良い
など。