イエローヘッドモニターは、爬虫類有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲです。
別名「コガネオオトカゲ」と言いますがイエローヘッドモニターの飼育方法?
餌やりや繁殖はどうすれば良いんでしょうか?
イエローヘッドモニターの飼育は?餌・繁殖は?
ケージが狭いと成長が遅くなります。全長60㎝の個体なら間口120㎝×奥行60㎝×高さ60㎝の広さがほしいです。
ただもちろん給餌量か、ケージのサイズや紫外線、温度などの飼育環境か、先天的なものなどが、イエローヘッドモニターの成長に大きな影響があります。
基本的に飼育下ではダスティングはした方が効果的ですし、せっかくカルシウムなどの栄養を摂っても紫外線が不足してたら意味が無くなります。
飼育に関してはアダルトがギリギリなら4週伶(Mサイズ)を3~4匹、クロコオロギなら食べるだけ与えていいと思います。
給餌間隔が週一ではヘビと同じですトカゲは、代謝が早いので週2,3回を目安に(食い気が有るか無いかは見れば解るはず)温度も昼間32度夜25℃で管理
大きく育てたいならば、ケージを大きくしてやってください。
イエローヘッドモニターの餌は?
イエローヘッドモニターの餌やりについては、大体の飼育書には
幼体の場合は昆虫なら毎日或いは2日に1回食べるだけ、ピンクマウスを週一くらい
と書かれています。
昆虫エサを全てコオロギで賄うのは資金や手間の関係で大変なのでデュビアやマダガスカルフルーツゴキブリといったエサ用ゴキブリを自家繁殖して与えるのがいいかと思います。
コオロギよりも高栄養で大きく、繁殖力もコオロギとは比較にならない程強いので(卵胎生で直接子供を産む上に成長速度も速い。また、幼虫は最初から親と同じエサを食べられるので勝手に育つ)コスト的にはかなり助かります。
イエローヘッドモニターは慣れる?慣れない?噛む?
イエローヘッドモニターは個体差はありますが慣れます。
ただ飼い始めたばかりだと、環境にも飼育者にも慣れてない状況ですから、威嚇して来ても仕方ないでしょう。
触っても平気なのであれば、この先徐々に平気になって行くと思われます。触るのもダメなぐらいの慣れない個体は、触る前に尻尾で叩かれて血が出ます。
ただし!慣らすのは徐々に気長にやって下さい。
一朝一夕でベタ慣れになるものではありません。
いきなりハンドリングしまくったりしてると、ストレスから状態を崩したりしますので。(飼い始めたばかりなら尚更です)
イエローヘッドモニターは頭が良いので嫌な事を認識してトラウマになります
今は取り敢えず、床材浅く敷いて、シェルターを取っ払い、どの角度からも生体が飼育者を認識できるようにし、隠れれるところを無くして下さい
水入れは入れて下さい
怖がるとそこに入って落ち着きます
出来れば、ケージに近づく際も生体の視線にいきなり飼育者が入るよりも、遠くから認識させ、ゆっくり近づくとばたつかないと思います
そうやって慌てずステップを踏んで行き、生体との距離を縮め、最低限のお世話をしていると自然と慣れてきます
臆病な個体に隠れる場所を作るのは、慣れさせる事に対してはかなりの障害になります
後は適切な環境と管理でしょう。
必要以上のストレスが絶えず加わる様な環境では、当然慣れてくれないので。
成長してくると、モニター飼育は色々大変になると思いますが頑張って下さい。