横浜高校野球部は第104回全国高校野球選手権神奈川大会決勝戦、東海大相模高校を下し2年連続20回目の優勝。
2022年の甲子園出場を果たすと1回戦で三重高校との対戦となった横浜高校野球部メンバーの出身中学や注目選手をまとめています。
横浜高校野球部メンバー/甲子園の出身中学
| 背番号 | 選手 | 守備 | 学年 | 出身 | 投/打 | 身長/体重 |
| 1 | 杉山遙希 | 投手 | 2年生 | 東京城南ボーイズ | 左/左 | 180/75 |
| 2 | 玉城陽希 | 捕手 | 3年生 | 中本牧リトルシニア | 右/右 | 173/70 |
| 3 | 山崎隆之介 | 内野手 | 2年生 | 東京城南ボーイズ | 右/左 | 191/75 |
| 4 | 鉾丸蒼太 | 内野手 | 3年生 | 相模原市立大野南中 | 右/左 | – |
| 5 | 板倉寛多 | 内野手 | 3年生 | 戸塚リトルシニア | 右/右 | 174/73 |
| 6 | 緒方漣 | 内野手 | 2年生 | オセアン横浜ヤング | 右/右 | 167/63 |
| 7 | 大坂啓斗 | 外野手 | 3年生 | 横浜青葉リトルシニア | 右/右 | – |
| 8 | 萩宗久 | 外野手 | 2年生 | 瀬戸リトルシニア | 右/右 | 185/84 |
| 9 | 岸本一心 | 外野手 | 3年生 | 静岡裾野リトルシニア | 右/左 | 170/70 |
| 10 | 鈴木楓汰 | 投手 | 2年生 | 筑波ボーイズ | 右/右 | – |
| 11 | 田高康成 | 投手 | 3年生 | 中本牧リトルシニア | 右/右 | – |
| 12 | 椎木卿五 | 捕手 | 1年生 | 京葉ボーイズ | 右/右 | 178/80 |
| 13 | 金野佑楽 | 内野手 | 3年生 | 東北楽天リトルシニア | 右/右 | 175/79 |
| 14 | 峯大翔 | 内野手 | 1年生 | 佐賀ビクトリー | 右/左 | – |
| 15 | 金刺武蔵 | 内野手 | 2年生 | 静岡裾野リトルシニア | 右/右 | 178/86 |
| 16 | 千明蒼太 | 内野手 | 3年生 | 戸塚リトルシニア | 右/右 | – |
| 17 | 八木田翁雅 | 外野手 | 3年生 | 熊本中央ボーイズ | 右/右 | 175/72 |
| 18 | 栗山大成 | 捕手 | 1年生 | 熊本中央ボーイズ | 右/左 | – |
横浜、東海大相模にサヨナラ勝ち ２年連続２０度目の夏の甲子園／神奈川大会
第１０４回全国高校野球選手権大会神奈川大会（２７日、横浜１×－０東海大相模、横浜スタジアム）
息詰まる投手戦で０－０で迎えた九回裏２死二塁、７番・萩宗久外野手（２年）の右前打でサヨナラ勝ちした。エース左腕・杉山遥希投手（２年）は２安打完封の見事な投球だった。
２年連続２０度目の夏の甲子園が決まった村田浩明監督は、「昨年選抜大会に優勝した東海大相模に追いつき追い越せと１年間やってきて、相模さんに勝てた。甲子園では、横浜高校の野球を全員でやりたい」と涙ながらに話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0d33fa466af091f9726dbfd730c1b05a701381
夏の神奈川大会では、全7試合中5試合でコールド勝利、51得点、チーム打率.398(9位)、本塁打4本。
■横浜高校の夏の神奈川大会2022年戦歴
・決勝 ：横浜 01x-0 東海大相模
・準決勝 ：横浜 11-1 立花学園(6)
・準々決勝：横浜 08-1 藤沢翔陵(7)
・５回戦 ：横浜 04-2 横浜隼人(10)
・４回戦 ：横浜 09-0 茅ケ崎西浜(7)
・３回戦 ：横浜 08-0 平塚江南(7)
・２回戦 ：横浜 10-0 生田東(6)
横浜高校野球部メンバー2021の出身中学
背番号 名前 ポジション 学年 出身中学 中学所属 投打 身長/体重
1 山田 烈士 投手 3 神奈川 綾瀬中学校 綾瀬ボーイズ 右/両 –
2 立花 祥希 捕手 3 愛知 本郷中学校 愛知豊橋ボーイズ 右/右 173/76
3 玉城 陽希 内野手 2 神奈川 潮田中学校 中本牧シニア 右/右 173/70
4 増田 悠人 内野手 3 神奈川 蒔田中学校 調査中です – –
5 宮田 和弥 内野手 3 神奈川 追浜中学校 中本牧シニア 右/左 –
6 緒方 漣 内野手 1 神奈川 川中島中学校 オセアン横浜ヤング 右/右 –
7 金井 慎之介 外野手 3 神奈川 南河原中学校 東京城南ボーイズ 左/左 183/78
8 安達 大和 外野手 3 東京 双葉中学校 江戸川中央シニア – 178/77
9 岸本 一心 外野手 2 静岡 富士南中学校 静岡裾野シニア 右/左 170/70
10 田高 康成 控え 2 神奈川 武山中学校 中本牧シニア 右/右 –
11 佐竹 綱義 控え 2 神奈川 寺尾中学校 横浜都筑シニア 左/左 –
12 丸木 悠汰 控え 3 神奈川 戸塚中学校 戸塚シニア 右/右 –
13 延末 勧太 控え 3 東京 大鳥中学校 世田谷西シニア – –
14 佐藤 隆之介 控え 3 神奈川 相陽中学校 相模原シニア – –
15 杉山 遥希 控え 1 東京 篠崎中学校 東京城南ボーイズ 左/左 180/75
16 鈴木 楓汰 控え 1 茨城 土浦第四中学校 筑波ボーイズ 右/右 –
17 八木田 翁雅 控え 2 熊本 植木北中学校 熊本中央ボーイズ 右/右 175/72
18 中藤 光洋 控え 3 東京 駒留中学校 世田谷西シニア – –
19 笹田 聡也 控え 3 神奈川 永田中学校 横浜南ボーイズ – –
20 稲坂 充 控え 3 東京 笹塚中学校 新宿シニア 右/右 168/63
勝てば甲子園が決まる全国高等学校野球選手権神奈川大会決勝で横浜高校野球部は横浜創学館高校と対戦。
横浜高校野球部は準決勝までの６試合のうち５戦でコ－ルド勝ちと相手を圧倒して臨んだ決勝でも２４安打で横浜創学館高校を圧倒。
一回に相手エラーで先制を奪うと二回も集中打で２点追加。
五回までの毎回得点で猛攻で、横浜創学館も長井俊輔の本塁打などで３点を返すが及ばず、横浜高校が２大会ぶり１９度目の甲子園出場となりました。
■全国高等学校野球選手権神奈川大会の戦績
決勝 横浜創学館 17-3
準決勝 藤沢翔陵 9-1
準々決勝 向上 11-3
5回戦 厚木北 11-1
4回戦 鎌倉学園 3-0
3回戦 神奈川商工 12-0
2回戦 足柄 31-0
横浜高校野球部スタメン
2022年07月27日の全国高等学校野球選手権神奈川大会 高校野球夏の選手権大会 決勝・東海大相模高校との対戦は、以下のスタメン・守備位置で行われました。
打順 守備 名前 学年 出身中学・出身高校
1 遊 緒方漣 2年生 元宮ファイターズ – オセアン横浜ヤング – 横浜
2 三 板倉寛多 3年生 西富エイト – 戸塚リトルシニア – 横浜
3 右 岸本一心 3年生 富士リトルリーグ – 静岡裾野リトルシニア – 横浜
4 捕 玉城陽希 3年生 ニュー横浜スターズ – 横浜DeNAベイスターズジュニア – 中本牧リトルシニア – U-15アジアチャレンジマッチ日本代表 – 横浜
5 左 大坂啓斗 3年生 川和シャークス – 横浜青葉リトルシニア – 横浜
6 中 萩宗久 2年生 瀬戸リトルシニア – 横浜
7 一 山崎隆之介 2年生 高島エイト – 読売ジャイアンツジュニア – 東京城南ボーイズ – 東日本報知オールスター東京東選抜 – 横浜
8 投 杉山遙希 2年生 篠崎アトムズ – 読売ジャイアンツジュニア – 東京城南ボーイズ – 東日本報知オールスター東京東選抜 – 横浜
9 二 鉾丸蒼太 3年生 鶴の原ヤングノーブルズ – 相模原市立大野南中 – 横浜
横浜高校野球部メンバー/甲子園の注目選手
緒方漣
名前：緒方漣（おがた れん）
投打：右投右打
ポジション：内野手（ショート）
出身中学：川崎市立川中島中学校
出身高校：横浜高校
学年：1年
身長：165cm
体重：61kg
中学時代はオセアン横浜ヤングでプレー。
横浜高校では1年からベンチ入りすると、夏の甲子園では、1回戦・広島新庄戦(3x-2)で甲子園史上初となる1年生での逆転サヨナラ3ランを放った
玉城陽希
名前；玉城陽希
ポジション：捕手
投打：右投右打
身長：173cm
体重：70kg
チーム経歴：ニュー横浜スターズ – 中本牧リトルシニア
横浜DeNAベイスターズジュニア2016年
U-15アジアチャレンジマッチ日本代表2019年
玉城陽希さんが横浜高校入学を決意したのは小学6年時に横浜DeNAベイスターズジュニアで監督を務めていたのが横浜OBの鈴木尚典氏（現DeNA1軍打撃コーチ）から『横浜高校を目指せよ』と声をかけられたことから。
横浜高校野球部メンバーの進路
松坂大輔（西武、レッドソックスほか）
愛甲猛（ロッテ）
中田良弘（阪神）
相川英明（大洋）
高橋建（広島）
鈴木尚典（横浜）
多村仁志（横浜）
紀田彰一（横浜）
斉藤宜之（巨人）
横山道哉（横浜、日本ハム）
幕田賢治（中日）
白坂勝史（中日）
小池正晃（横浜、中日）
小山良男（中日）
後藤武敏（西武）矢野英司（横浜）
丹波幹雄（ヤクルト）
部坂俊之（阪神）
阿部真宏（近鉄）
荒波翔（DeNA）
成瀬善久（ロッテ）
石川雄洋（DeNA）
涌井秀章（西武、ロッテ、楽天）
松井光介（ヤクルト）
円谷英俊（巨人）
佐藤賢治（ロッテ、日本ハム）
下水流昂（広島、楽天）
福田永将（中日）
髙濱卓也（阪神、ロッテ）
土屋健二（日本ハム、DeNA）
倉本寿彦（DeNA）
筒香嘉智（DeNA）
近藤健介（日本ハム）
乙坂智(DeNA、サルティーヨ・サラペメーカーズ)
田原啓吾（巨人）
柳裕也（中日）
樋口龍之介（日本ハム）
淺間大基（日本ハム）
髙濱祐仁（日本ハム）
渡邊佳明（楽天）
伊藤将司（阪神）
藤平尚真（楽天）
石川達也（DeNA）
増田珠（ソフトバンク）
福永奨（オリックス）
万波中正（日本ハム）
及川雅貴（阪神）
松本隆之介（DeNA）
木下幹也（巨人）
横浜高校野球部の監督
横浜高校野球部の監督は村田浩明さんです。
■村田浩明プロフィール
生年月日／1986年7月17日
年齢／36歳
出身地／神奈川県
出身高校／横浜高校
出身大学／日体大学
高校時代は捕手としてプレー。
2年時の2003年春の選抜大会では、成瀬善久投手（現ＢＣリーグ栃木）、涌井秀章投手（現楽天）とバッテリーを組み準優勝に準優勝。
3年時は主将として涌井秀章投手とバッテリーを組み2004年夏の選手権大会ベスト8進出に貢献しました。
日本体育大学在学中には２年間、母校・横浜高校のコーチを務め、大学卒業後は指導者として霧が丘高校で野球部長を4年務めています。
2013年より白山高の監督に就任すると部員4人からのスタートながら2018年夏には北神奈川大会でベスト8に進出するまでに育て上げています。
当時の横浜高校は監督と部長が部員へのパワハラ行為で解任となったことに伴い、公立校での高い指導実績などを買われて村田浩明さんに白羽の矢が立てられ、2020年4月より母校の横浜高の監督に就任します。
ただ2020年はコロナ騒ぎに見舞われ満足に練習ができない中で村田浩明さんは会えない選手たちとコミュニケーションを取るためにラインや電話、時には手紙を使っていたそうです。
さらに積極的にグラウンドの整備する様子も動画で生配信するなど選手のモチベーションが下がらないように工夫を凝らしていました。
就任3年目を迎えた横浜・村田浩明監督は、ベンチ前で顔を覆い、片膝をついて泣いていた。立ち上がるまでにおよそ20秒。涙が止まらなかった。
「とにかく、苦しかった。それが一番です。秋はコロナで出場辞退、春は部内でごたごたがあり、世間を騒がせてしまった。そんな中、キャプテンの玉城（陽希）を中心に一致団結して、本当によく戦ってくれました。今日の杉山（遥希）の好投も、玉城のリードがあってのもの。東海大相模戦に向けての準備を念入りにやったうえで、玉城が冷静に配球をしてくれました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a6f1ddbbca03d7adfd24efe94fe507a8cff08ae
ちなみに、横浜高校といえば渡辺元智さんが1965年から長く横浜高等学校を指導していました。
1968年の秋、24歳で監督に就任すると2015年に監督を退任するまで数々の実績を残しています。
大会名 出場校 出場数 成績 備考
選抜高等学校野球大会 横浜 15回 23勝12敗 優勝3回
全国高等学校野球選手権大会 横浜 12回 28勝10敗 優勝2回
通算 27回 51勝22敗 優勝5回、勝率.699
横浜高校野球部の戦績
■横浜高校2022戦績
秋季県大会 出場辞退
春季県大会 ベスト8
夏季県大会 優勝
■横浜高校2021戦績
秋季県大会 ベスト4
春季県大会 ベスト4
夏季県大会 優勝
■横浜高校甲子園戦績
出場：春16回、夏21回
優勝：春3回（1973年、1998年、2006年）、夏2回（1980年、1998年）
準優勝：春1回（2003年）
■その他
国体出場回数8回／優勝5回・ベスト4 1回
神宮野球大会出場回数3回／優勝1回・準優勝1回
