欲張る・欲を出すと失敗する故事成語・ことわざ

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欲張ると失敗する(欲を出すと失敗する)ことを意味することわざ・故事成語について。

必要以上に欲すると結果として損する、欲を出しすぎてかえって失敗する事を例えたことわざは?

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欲張る・欲を出すと失敗する故事成語

欲張ると失敗する(欲を出すと失敗する)ことを意味することわざ・故事成語には、

『天に順(したが)う者は存し天に逆らう者は亡ぶ』
天の理法に従う者は存続して栄え、天の理法に反する者は滅びる。

欲張る・欲を出すと失敗することわざ

『大欲は無欲に似たり』
欲が深すぎる人は欲に惑わされて損をすることがあり、結局は無欲と同じような結果になるということ。

『欲の熊鷹股裂くる』
あまりに欲が深いと、自分の身に災いをもたらすというたとえ。

『虻蜂取らず』
欲張って二つのものを同時に手に入れようとしたために、結局はどちらも得られず失敗すること。

『二兎を追う者一兎をも得ず』
欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとすると、結局はどちらも失敗することのたとえ。

『仇花(あだばな)に実は成らぬ』
雄花(仇花)に実が成らないように、着実性を欠く計画は成功しない。

『角を矯(た)めて牛を殺す』
少しの欠点を直そうとして、その手段が度を過ぎ、かえって物事全体をだめにしてしまう。

『開けて悔しき玉手箱』
予想や期待が外れて、がっかりすること。昔話「浦島太郎(うらしまたろう)」に基づく言葉。竜宮から帰った浦島太郎は、乙姫(おとひめ)様から貰った玉手箱を開けてみたら、白い煙が立ち上がっておじいさんになってしまっただけで、さぞかしがっかりしただろうということから。

欲を使ったことわざ

○己達せんと欲すれば人を達せしむ
自分が何事かを成し遂げようと思えば、まず人を助けてその人の目的を遂げさせるの意で、仁を体得した人は事を行うに当って、自他のわけへだてがないことをいう。

○己の欲せざる所は人に施(ほどこ)すなかれ
自分が欲しないことは人も欲しないのだから、これを人にしてはならない。

○親の欲目
親は愛情から、子を実際以上にひいき目に見ること。

○木静かならんと欲すれども風止まず
孝行をしようと思っても、その時まで親は生きていてくれない。親の在世中に孝行せよという戒め。風樹の嘆。

○子養わんと欲すれども親待たず
子が成功して親に孝養を尽そうとする頃には、親はもう死んでいてこの世にはいない。「樹静かならんと欲すれども風やまず」の対句。(→)「風樹の嘆」に同じ。

○山雨来らんと欲して風楼に満つ
山雨の来る前に、高楼へ風のさっと吹き来る意。転じて、事の起ろうとする前の何となく形勢のおだやかでないさまをいう。

○将を射んと欲すれば先ず馬を射よ
大きな物を攻撃したり手に入れようとしたりするなら、先に、その周辺にある小さなものを攻めるべきである。

○叢蘭茂からんと欲すれども秋風これを敗る
叢蘭が芳しい花を開こうとしても秋風がこれを傷つけてしまうように、賢王がよい政治を行おうとしても悪臣がそれを妨げることにいう。

○大欲は無欲に似たり
1遠大な望みを持つ者は小さな利益などを顧みないから、欲が無いように見える。
2大欲の者はとかく欲のために心がくらんで損を招きやすく、結局は無欲と同様の結果になる。

○胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す
人は度胸を大きく持つ一方で、細かいことにも注意を払うべきである。胆大心小。

○惚れた欲目
惚れているために相手を実際以上によく見る心情。

○欲と相談
欲得ずくで物事を判断すること。

○欲と二人づれ
欲心につられて奔走すること。

○欲に目が眩む
得をしたいと思うばかりに冷静な判断力を失う。

○欲の皮が突っ張る
非常に欲が深い。ひどく欲張っている。

○欲の熊鷹(くまたか)股(また)を裂く
熊鷹が両足に1頭ずつの猪をつかみ、猪が左右に逃げようとするのを離さず、ついに股が裂けて死ぬという。欲が深ければ禍を受けることのたとえ。

○欲も得もない
損得のことなどじっくり考えていられないほど、余裕がない。

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