よせものジュエリーとはアトリエ・エイト(エイトタカハシ)が手掛けるインテリアジュエリーの新商品。
あさイチでも紹介された「よせものジュエリー」とは?
よせものジュエリーとは?あさイチでアトリエ・エイト(エイトタカハシ)
よせもの(寄せ物)とはもともと日本料理の一種で寒天,葛粉(くずこ),ゼラチンなどを用いて材料を寄せ固めた物。
製造業でもパーツとパーツを、溶接で接合する技術が「よせもの」と呼ばれ、葛飾区のよせものアクセサリー工房「アトリエ・エイト(エイトタカハシ)」があさイチでも紹介されました。
アトリエ・エイト(エイトタカハシ)ではジュエリー同士を真ちゅうなどの金属でつなぎ合わせネックレスや王冠などを仕上げてきます。
よせものジュエリーに使用される素材はクリスタルガラスや真ちゅうがメインで、その軽量さが特徴。
世界的なクリスタルメーカーとの提携やミスコンテストのティアラ制作なども手掛けてきたこともあるそうです。
よせものジュエリーの歴史は100年以上前にヨーロッパにまでさかのぼるジュエリー製造の伝統的な技術。
アトリエ・エイトの高橋正明さんは、銀ロウを溶かして金属パーツを点と点で結びつける、などしてジュエリーを製作しています。
よせものの歴史は産業革命にまで遡る。もともとジュエリーは高価ゆえに王侯貴族しか持つことが許されなかった。それが革命によって中産階級が登場すると、本物の宝石や貴金属を持つまでの余裕がなかった彼等の間でイミテーションが流行り、同時によせもの技術も花開くことになる。
ところが、1950年代以降に鋳造技術(キャスト)が発達したのを境に、よせものは衰退していく。キャスト品で細かいものまで鋳造できるようになったからだ。例えばペンダントを作るにしても、一つ一つのパーツを土台の爪で固定していくよせもの技術で1個作る間に、鋳造なら50~100個も作れてしまう。こうして、手間を嫌った多くのよせもの職人たちがキャスト屋になっていった……。
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