吉村由依子さん自身はどちらかというと一般人に近い方なのかもしれませんが、亀屋良長の女将としては名の知れた存在となっていますね。
億単位の借金を抱えていた老舗店を見事にV字回復させた手腕が高く評価されている亀屋良長の女将・吉村由依子さんのプロフィールをまとめています。
亀屋良長とは?
吉村由依子さんが女将を務めている亀屋良長(かめやよしなが)とは、創業1803年の京菓子のお店。
江戸時代に幕府から、当時高級品だった砂糖を使い、宮中に納めた「上菓子」を作ることが許されたお菓子屋さんで、
創業地は現在と変わらず、四条・醒ケ井(さめがい)。
初代が菓子づくりに欠かせない清らかな水が湧き出ることから創業地を決め、現在も菓子製造には醒ケ井の井戸水が使われていて、
亀屋良長の本店店内ではこの井戸水がふるまわれています。
「亀屋良長」で売られている和菓子は、江戸時代から継承されている配合帳を元に創業当時とほとんど変わらぬ製法で職人たちが手作りしています。
亀屋良長のおすすめスイーツは?
亀屋良長の代表銘菓は200年超のベストセラーを誇る「烏羽玉」で
檜扇(ひおうぎ)の実・ぬばたまを模した小さな餡玉です。
「スライスようかん」は吉村由依子さんが新たに考案したスイーツで、
沖縄の塩を効かせたバターようかんとケシの実がトッピングされた丹波大納言小豆の粒あんようかんが、
薄いスライスチーズのようなシート状をしています。
ほかにも、なめらかな口当たりの濃厚な「和三盆ぷりん」や京都の宇治抹茶を使用したほろ苦い「お濃茶ぷりん」が人気がああります。
亀屋良長のお取り寄せ通販は?
亀屋良長の京菓子の多くは公式サイトから通販で購入可能となっています。
他にも、アマゾンや楽天ではスライスようかんなど一部の商品を購入することができます。
吉村由依子が亀屋良長の立て直し
吉村由依子さんは嫁入りする形で亀屋良長に来ると、
数億円にも上る多額の借金を抱えていることが会計士から見せられた店の資料で判明。
原因を分析すると、
在庫の管理を含む生産ラインが整っていないこと
新規顧客開拓をせずに売り上げが伸び悩んでいたこと
店のビルの建築費がかさんでいたこと。
という3つが浮かび上がり、吉村由依子さんは新規顧客の開拓に着手をします。
これまでほとんど来店することのなかった若者向けの新メニューを考案するも、
職人には「こんなん亀屋さんの京菓子ちゃう」「わしらは亀屋さんの暖簾を守って和菓子を作ってんのや」
と、何も分からんヤツが口を出すなとと一蹴される始末。
それでも吉村由依子さんは粘り強く職人に頼み続けた結果、とうとう職人さんが折れて「じゃあ、1回だけやで」という約束で新商品の販売に乗り出します。
吉村由依子さんが目を付けたのは当時の売り上げが1日平均2個・1シーズンで200個しか売れていなかった「懐中おしるこ」
中身が見えないことを利用して「おみくじしるこ宝入船」として桜、山、紅葉、ハート、亀と、ランダムに入った5種類のかわいらしいゼリーで運勢が占えるようにしたところ、若い女性を中心に大ヒット。
新商品の売り上げはなんと125倍にもなる2万5000個にも達します。
他にも、職人さんとの軋轢を残り超えて1年を通して、あまり代わり映えしなかった和菓子に夏の時期は「銀河」「夏祭り」秋は「山の幸」など
なお一層の四季折々の変化をつけて、若い女性の目に留まるような新商品を考案。
亀屋良長には次第に季節ごとに変わる商品を目当てに1年を通してお客さんが来るようになり、
店舗をリニューアルできるほどの繁盛店に生まれ変わっています。
吉村由依子さんは現在は「吉村和菓子店」という
「お菓子のカロリーを知りたい」「糖質制限中の方にお菓子を贈りたい」といった健康を気遣うお客の声を受けて
低GI値のココナツシュガーなどを使用した「焼き鳳瑞(やきほうずい)」などを手掛ける新たな業態の店舗も開店しています。
吉村由依子wikiプロフィール
名前:吉村由依子(よしむら ゆいこ)
出身地:京都府
生年月日:1978年
年齢:42歳
最終学歴:同志社女子大学生活科学部食物栄養科学科
学生時代から料理好きだった吉村由依子さんは大学卒業後、趣味が高じて本場フランスへ留学。
「Le Cardon Bleu」パリ校に通い料理ディプロムを取得するとフランスのレストランで研修後に帰国しています。
吉村由依子のツイッターやインスタグラム
吉村由依子のツイッター
@yuikoyoshimura
吉村由依子のインスタグラム
@kameyayoshinaga
吉村由依子の高校や大学など学歴は?
吉村由依子さんの通っていた高校の学校名はあきらかになっていないものの、
大学は同志社女子大学に進んでいます。
吉村由依子の結婚した旦那(夫)は?子供はいる?
吉村由依子さんは大学時代に夫・良和さんさんと出会って3カ月、2人はスピード結婚を果たしています。
良和さんは当時25歳で、「亀屋良長」の8代目を継いでいたので、吉村由依子さんも帰国後は女将として「亀屋良長」に入ることになりますが、
良和さんが不慮の怪我による脳腫瘍で闘病生活を送ることになります。
吉村由依子さんは実は「亀屋良長」の切り盛りと同時の夫の介護もしなければいけないというハードモードな生活を贈っていて、
新規店舗の「吉村和菓子店」も良和さんの身を案じてのことのようです。
吉村由依子の年収は?
吉村由依子さんの年収については上場企業の役員でもないので正確な数字が明らかにされることはないでしょう。
ただ、老舗の繁盛店の女将をしている上に、現在はを様々な講演会やセミナーで自らの経験を語っています。
収入源が1つではなく2つも3つも持っていることから、やはり普通のサラリーマンに比べると手元に入ってくる収入は高いと思われます。