東野圭吾原作の映画「ガリレオ 容疑者Xの献身」で石神哲哉はその後どうなったのでしょうか?
天才物理学者・湯川と大学時代の友人にして天才数学者でありながら死刑?花岡靖子とは結ばれることはない?
容疑者Xの献身で石神のその後は?映画ガリレオ
「ガリレオ 容疑者Xの献身」で石神哲哉のその後について、映画でも原作でも明らかにされていません。
ただ石神哲哉の裁判が順調に進められていると仮定すると、罪状は殺人、死体遺棄、犯人隠匿ですね。
但し、前科もなく殺したのは1人なので極刑=殺人という判決にはならないでしょう。
さらに花岡靖子が自首したあとは、靖子の刑を軽くするために捜査・公判に協力するでしょうから殺人犯としては比較的かるい判決となるのではないでしょうか?
たぶん刑期は10~17年くらい…石神自身は無理な反抗もせず模範囚となるでしょうから、刑期より短い期間で仮釈放が認められるはずです。
どうせ石神は刑期中にやることがないので、ずーっと数学の研究ばかりしているでしょう。
もしかしたら獄中で画期的な数学の発見をするかもしれません。
容疑者Xの献身で花岡靖子のその後は?映画ガリレオ
映画「ガリレオ 容疑者Xの献身」のラストで花岡靖子が「私だけ幸せになれません。一緒に罪を償います」といいましたが罪状は殺人ではなく過剰防衛による過失致死になると思うので、たぶん執行猶予が付くでしょう。
裁判後はマスコミなどがうるさく、弁当屋をそのまま続けるのは難しいと思いますが、劇中に出ていた工藤(ダンカン)の援助を受けどこかに引越しをして弁当屋もしくは料理屋のようなものを始めたのかもしれませんね。
刑をおえたあとに石神と花岡靖子が結ばれることはないと思いますが、娘である花岡美里にとっては父にも等しい人として美里の結婚式の介添え役=父の代わりとして新婦と一緒にバージンロードを歩くことになるかもしれないですね。
ちなみに、靖子が自首した理由には、ある出来事が影響しています。石神が逮捕された後に娘の美里が、ある行動を取ります。確か、映画には無かった場面だと記憶しています。
細かい心理描写は、小説だからこそ捉えることが出来るのでは無いでしょうか。
推測でしかありませんが、あの手書きで渡した手紙、処分しろと言われていましたが、靖子は処分出来ずに居ました。靖子が唯一、石神は嘘の自白をしていると証明できる物的証拠です。
また、靖子の自白で警察は靖子の自宅を捜索できます。本物の富樫殺人の痕跡を手に入れられるはずです。
最後に、誰が進言したかは分かりませんが、旧江戸川で実際に富樫のバラバラ死体と映画では割れたスノードームも発見されました。