映画「八日目の蝉」のエンジェルホーム(エンゼルホーム)は実話モデルはあるんでしょうか?
希和子がエンジェルホームを逃げた理由は?
八日目の蝉でエンジェルホームのモデルは実在?逃げた理由は?
映画「八日目の蝉」でエンジェルホーム(エンゼルホーム)は未成年で妊娠中の女の子が親から逃げる為の施設。
エンゼルさん(余貴美子)を中心に、ワケありの女性ばかり集めた一種の宗教団体みたいなものとして描かれています。
エンゼルホームでの希和子は、薫(恵理菜)が生後7ヶ月から約2年半の間身を寄せていました。
薫が入所する時、マロン(千草)は9歳(逆算すると)で、薫が来たとき初めて妹が出来たみたいだと語っています。
よって、薫が記憶に殆ど無いのも当然であると言えます。
エンジェルホームの実在モデルについて、自給自足の共同生活という点では、アメリカならアーミッシュ、日本ならヤマギシズムがモデルかもしれません、
宗教であれ非宗教であれ、昔から、俗世間から離れて理想郷を作ろうとした団体はありました。
ただ、その未成年の女の子の父親がエンジェルホームの入り口で「娘を返せ!!」と抗議もしていました。
映画「八日目の蝉」でエンジェルホームはDV被害者のシェルターハウスに少し宗教的要素を加味したような感じにしていました
ちなみに、エンジェルホームにいるときに、希和子(ルツ)が薫(リベカ)と千草(マロン)に読み聞かせていた絵本は
『はれときどきぶた』矢玉四郎
『おとぼけマッギーさん うみのぼうけん』パメラ・アレン
八日目の蝉でエンジェルホーム逃げた理由は?
映画「八日目の蝉」で
エンジェルさんが希和子(永作博美)に耳元で
「わかるな? ルツさんやったら」
「ルツさんとリベカちゃんに天使の慈しみが降りてきますように・・・い・の・り・ま・す(祈ります)」
とささやいた後、エンジェルホーム(エンゼルホーム)から逃げます。
エンジェルさんは希和子が幼児誘拐の犯人だと気付いていたんでしょう。
希和子はマスコミや警察等にホームを開放する意向を決めたエンジェルさんに抗議の対象となるホームのメンバーを一次的に家族に返す事を進言しますがエンジェルさんは
このホームの主旨である世間や家族からの問題を抱え助けを求めて来たメンバー達を見捨てる事はそれに反すると希和子に諭しています。
また、マスコミやテレビ局がいる時に丁度、ホームの外の仕事から帰って来た希和子たちが色々ホームの様子をマスコミに聞かれていた時に希和子は、何も答えませんが顔がテレビに映らないようにして手で隠していましたが映ってしまい、このままでは、追ってが来てここに居るのが見つかってしまうと思い逃げたのだと思います。その報道をたまたま見た不倫相手の男性がテレビ報道を見て「希和子だ!」と気付いていた場面がありました。
このままでは自分がここにいる事が警察などにバレてしまうと思い、それを恐れたことも逃げ出した理由の一つでしょう。