映画”八日目の蝉”の最後のシーンで薫(恵里菜)が言った台詞(セリフ)は?
八日目の蝉で最後のセリフは?薫(恵里菜)
映画”八日目の蝉”で恵理菜は1984年8月19日生まれ。
1985年2月3日に希和子に誘拐され、その後、友人の康枝宅、名古屋の中村とみ子宅を経て、エンジェルホームで2年半過ごします。
そしてラストシーンは2006年3月、恵理菜21歳。
希和子と写真を撮った写真館の店主は2人の事を覚えていて様々な記憶も蘇ります。
現像してくれた写真も見て、更に恵理菜が薫だった頃の記憶が蘇ります。
「認めたくなんかなかった。お母さんの事もお父さんの事も」
「あなたの事も」
「この島に戻りたかった・・・本当は戻りたかった」
「でも、そんな事考えちゃいけないって思ってた・・・」
「私働くよ、働いて色んなもの見せてあげるんだ」
「可愛い服着させて美味しいもの食べさせて、何にも心配いらないよって、教えてあげる」
「世界で一番好きだって、何度も言うよ」
「私何でだろう もうこの子が好きだ まだ顔も見てないのに」
ちなみに、映画”八日目の蝉”は子を持つ親ならば全員どこかしらで必ず泣くとも言われる作品。
その中でも特に最後の最後、警察に見つかってしまうシーン。
本当の意味では保護なんだけど。
でも、見つかってしまった、という気持ちになってしまうシーンで、
「その子はまだご飯を食べていません」
あぁ、母親だなぁ、と一発で思わせるすごい台詞でしょう。
偽の母親はただの悪人ではなかったことは、周りの人が彼女に手を差し伸べてくれていることが何よりの証拠でしょう。
やったことは犯罪なのに人間性があまりにミスマッチで頭がこんがらがる。そしてそれがこの作品の一番の良さなのかもしれません。