YouTubeを視聴していると、下の方に
「システムメモリがいっぱいです。不要なデータを削除してください」
と出てくることがあります。
「OK」「クリーン」という選択肢がありますが、いずれにしても広告を悪用したサポート詐欺なので無視・放置をしましょう。
YouTube|システムメモリがいっぱいです。不要なデータを削除してください
YouTubeを視聴していると、下の方に
「システムメモリがいっぱいです。不要なデータを削除してください」
と出てくることがありますがいわゆるサポート詐欺と呼ばれるものです。
サポート詐欺とは、インターネット閲覧中に偽のセキュリティ警告等を表示し、金銭を騙し取ろうとする詐欺です。近年、被害金額は増加傾向にあり、全国で多発しています。
YouTubeシステムメモリがいっぱいです|サポート詐欺の手口
■偽のセキュリティ警告画面が表示される
インターネット閲覧中に、突然、ウイルス感染や不正アクセスなどに関する偽のセキュリティ警告画面が表示されます。この画面は、あたかも本物の警告画面のように作られており、ユーザーの不安を煽ります。
■偽のサポート窓口に電話させられる
偽のセキュリティ警告画面には、サポート窓口の電話番号が記載されています。不安になったユーザーは、この電話番号に電話をかけてしまいます。
■遠隔操作ソフトをインストールさせられる
電話に出た詐欺グループは、ユーザーに遠隔操作ソフトをインストールさせようとします。遠隔操作ソフトをインストールすると、詐欺グループはユーザーのパソコンを自由に操作できるようになってしまいます。
■金銭を騙し取られる
詐欺グループは、遠隔操作を使って、ユーザーのパソコン内に保存されている個人情報やパスワードなどを盗み取ったり、架空のサポート費用を請求したりして、金銭を騙し取ります。
YouTubeシステムメモリがいっぱいです|サポート詐欺の注意点
■偽のセキュリティ警告画面に注意する
インターネット閲覧中に、突然、ウイルス感染や不正アクセスなどに関する警告画面が表示された場合は、慌てずに以下の点を確認してください。
- 画面のURLが正規のものかどうか
- 警告画面のデザインや文言が不自然かどうか
- 警告音や音声メッセージが流れていないかどうか
- 警告画面を閉じることができないかどうか
これらのいずれかに当てはまる場合は、偽のセキュリティ警告画面である可能性が高いです。
■偽のサポート窓口に電話しない
偽のセキュリティ警告画面に記載されている電話番号には、絶対に電話をかけないでください。
■アプリやソフトウェアをダウンロード・インストールしない
偽のサポート窓口から指示されたアプリやソフトウェアは、絶対にダウンロード・インストールしないでください。
■パソコンのセキュリティ対策を強化する
ウイルス対策ソフトやファイアウォールなどのセキュリティソフトを導入し、常に最新の状態にアップデートしておきましょう。
YouTubeまとめ|システムメモリがいっぱいです。不要なデータを削除してください
YouTubeの「システムメモリがいっぱいです。不要なデータを削除してください」という広告はサポート詐欺なのでクリックなどしないように気を付けましょう。
サポート詐欺とは、インターネットを利用している際に遭遇する可能性のある詐欺の一種です。この詐欺は、偽のセキュリティ警告を表示し、利用者をだまして金銭を騙し取ることを目的としています。サポート詐欺に遭遇すると、パソコンやスマートフォンがウイルスに感染したかのように見せかける警告画面が突然表示されます。この警告画面は非常に巧妙で、実在の企業のロゴが使われていたり、警告音が鳴ったり、音声でメッセージが流れたりすることもあります。また、この警告画面を閉じようとしても閉じられないように設計されていることが多く、利用者を不安にさせます。
このような偽の警告画面には、通常、サポート窓口への連絡を促す電話番号が記載されています。電話をかけると、セキュリティソフトを装って遠隔操作ソフトなどをダウンロードさせ、パソコンを遠隔操作できるように仕向けたり、有料のサポート契約を勧められたりします。支払いはクレジットカードやギフトカード、コンビニ決済、電子マネーなど、さまざまな方法で要求されます。
この詐欺に対処するためには、まず、偽のセキュリティ警告画面が表示されたら、すぐにブラウザを閉じることが重要です。ブラウザを閉じることができない場合は、パソコンを再起動するか、タスクマネージャーを使ってブラウザを強制終了します。また、偽の警告画面に記載されている電話番号には絶対に電話をかけず、指示されるアプリやソフトウェアをダウンロード・インストールしないでください。
万が一、ダウンロードやインストールをしてしまった場合は、すぐにインターネットの接続を切り、ウイルスチェックを行い、問題のあるソフトウェアを削除し、パスワードを変更してください。クレジットカードで支払いをしてしまった場合は、カード会社に連絡して支払いの停止を要請し、電子マネーを使用した場合は、その管理会社に被害を報告し、救済措置を相談してください。
被害に遭ってしまった場合は、偽のセキュリティ警告画面やダウンロードしたソフトウェアの情報、支払ったクレジットカードの履歴や電子マネーの資料を保存し、これらの情報を持って警察に通報・相談してください。事前に電話で相談内容や必要な資料、訪問日時などを調整すると、スムーズに対応してもらえます。
サポート詐欺は巧妙な手口で行われるため、警告画面やメッセージに惑わされず、冷静に対処することが非常に重要です。インターネットを安全に利用するためには、このような詐欺の手口を知り、正しい対処方法を身につけておくことが大切です。