ザナ(Zana)とは19世紀のロシアに存在したという言う「半人半猿」の女性
グルジアとロシアの間のコーカサス山脈で発見され身長約190cm(6feet6inch)もあったと言われますがザナの正体は?
ザナとは正体はイエティ・ビッグフッド?ロシアでクレイジージャーニー
ザナ(Zana)は1850年代に、アブハジア自治共和国(“Republic of Abkhazia”、グルジアの一部)のオーチャムチャー(Ochamchir)という地域の森の中に潜んでいたところ目撃されます。
ロシアには、山中にアルマ(又はアルマスティ)と呼ばれる獣人が住むという伝説があり、コーカサスもアルマの生息地として有名な場所として知られていました。
すると商人が捕獲して金儲けをしようとして猟師に捕獲を依頼すると、しばらく檻の中に入れられますが、ここに居ればエサがもらえるという事を学習したのか、檻から出されても逃げ出さなかったそうです。
その後、近くのトキナ村(Tkhina)で飼いならされると、地元の名士である、エジ・ゲナバ(Edgi Genaba)に引き取られ、彼の家で「召使い」となったそうです。
1890年に亡くなったとのことですが、地元民のザナに関する説明は、「一部はヒトで一部は動物」であり、身長は2mで、濃い肌の色と太い髪で覆われ、片手で50kgの小麦粉の袋を持ち上げ、競争ではウマを追い越した、というものでした。
最終的に『ザナ』は人間の男性との間に二人の息子(DzhandaとKhwit Sabekia)と二人の娘(KodzhanarとGamasa Sabekia)を授かったそうです。
生まれた子供達の見かけは普通だったし、知能も劣っていなかった。息子の一人はピアニストになったという。
ザナは死後にジェナバの家族墓地に埋葬され、ザナの正確な埋葬地は不明でしたが、ザナの2番目の息子であるフウィット(Khwit)の墓は1971年に特定されました。
オックスフォード大学で遺伝子学を専攻するブライアン・サイクス(Bryan Sykes)博士は、
「ザナは、伝説の”イエティ”だったのかもしれない」
と主張していますが、『ザナ』の子孫達の遺伝子解析により『ザナ』は『ネアンデルタール』ではなかったことがオックスフォード大学の科学者 ブライアン・サイクス教授によって発表されています。
サイクス教授によると、完全な現生人類、それもサハラ砂漠以南のアフリカ黒人であることが判明。
ただザナのDNAには、明らかにアフリカ人の特徴が含まれているが、現存するどのグループのDNAとも全く異なっているという。
ザナはトルコから逃げてきた女奴隷だったという説もあったが、DNA調査の結果、この説は完全に否定されました。
ザナの正体(ロシアUMAでクレイジージャーニー)にネットの口コミは?
アルマスは12世紀の頃から中央アジアで目撃されており、アルマスティと呼ぶこともあります。
身長は約2m
全身に10cmもの赤、褐色の毛が生えている
二足歩行
ブーンブーンと声を出す
山地の洞窟などに家族で住んでいる
このような特徴があります。
イエティ、ビッグフットと同類の類人猿系UMAですが、それらに比べるとややスマートで、ずっと人間に近い印象のようです。
ネアンデルタール人の生き残りではないかという説が有力で、1.6mほどのネアンデルタール人が寒冷地に適応して大きくなったのがアルマスと考えられています。
一部の学者の見解ではその実在確率はなんと95%!
人の近くにもよく現れるため、目撃・物的証拠も多く、捕獲したとか飼育したとかいう記録まであるのです。
その中のひとつ、「ザナ」と名付けられた女(メス?)のアルマスの話は特に異色です。
1860年頃、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方に、ザナという女奴隷がいました。
彼女は身長が2m近く。
かなり毛深く、額が狭く、鼻から口の部分がやや張り出していたそうで、メスのアルマスだったのではないかと考えられています。
近くの山中の洞窟で暮らしていたのを捕らえられ、奴隷として売られたようです。
最初は凶暴だったものの、やがてはおとなしくなり、ザナと名前も付けられて、仕事も少し覚えました。
非常に力があり、重いものを片手で軽々担ぎ、川の急流で平然と泳ぎ、走れば馬より速かったなど、たくましい逸話が残っています。
結果、ザナは何人かの子を産みその子孫が今も村にいるというのです。
ザナの息子の遺骨も残っていたので、ある大学教授がDNAを調べたところ、驚愕の事実が判明しました。
遺伝子で見る限り、どうやらザナの起源はサハラ砂漠より南にいるアフリカ黒人だったらしいのです。
ザナの息子、子孫といわれる人を調査して、ほぼ間違いないとのこと。
これはどういうことでしょうか?
ザナがただのアフリカ人だった。
アルマスがアフリカ起源だった。
考えられるのはどちらかでしょう。
人類はアフリカで生まれ、ユーラシアから北米へと移動したといわれますが、新人類になりきれなかった別種の猿人がコーカサス地方までやって来て、古い遺伝子を残したまま今も生息しているのかもしれません。
さらにイエティ、ビッグフット、ヨーウィーなどの類人猿UMAも含めて、アフリカ起源という可能性も広がるのです。