雑草全滅大作戦とは、庭でどうしても花火とかで遊びたい子供が情け容赦なく生えてくる雑草を一掃すべく格闘する様子を自由研究にまとめたもの。
その記録はなんと4年間にもわたる壮大なもので、さらに雑草全滅大作戦で様々な試行錯誤を重ねた末の結論も意外なもので、専門家も注目するようになりました。
雑草全滅大作戦の経緯
雑草全滅大作戦がスタートしたのはさかのぼること2017年のこと。
加藤可奈さんの長女が家の草むしりを手伝って大変な思いをしたことから「どうすれば草を全滅できるか?」をし、
弟(長男)は雑草が邪魔で花火ができないと以前から不満を持っていたことから、2人の思惑が一致し研究が始まることになりました。
雑草全滅大作戦は失敗の連続
大人が雑草を全滅させるのであれば除草剤をまくなりコンクリートで固めしまえば済む話ですが、さすがは小学生。
夏休みの宿題も兼ねて、夏場になると草ぼうぼうになって遊べない庭の除草にチャレンジ。
しかし過去3年は雑草の繁殖に連戦連敗。
1年目はレジャーシートを敷いたり塩水をまいたりしたけれどもそれでも雑草の成長を遅らせることがしかできず、
2年目は人工芝や防草シートに加えて塩そのものをまいたものの、それでも雑草を討ちかますことができません。
レポートはいつも「自然の力には勝てない。今のところ、自分たちの力で草を抜くしかない」という記述がみられたものの、2人の研究は着実に進んでいました。
庭に生えた草が何かを調べて手製の図鑑を作成するなど着実に研究の成果は進み、
長女が卒業して長男単独となった3年目は除草には失敗するものの「土の固さ」で雑草の生え具合が変わることに気が付きます。
雑草全滅大作戦がついに成功か?
「土が固いと雑草が生えにくくなる」という仮説をもとに2020年は人為的に庭の土を踏み固める作戦を行います。
学校から帰ると庭に出て走り回って土を固め、暗いときでも懐中電灯を片手に走りまわると、TRFの「EZ DO DANCE」でダンササイズ
庭をロープで区切って踏まない区域と比較した結果、その差は歴然
踏まないほうは雑草が茂り始めている一方で、踏み固めたほうはほぼさら地となりました。
雑草全滅大作戦は賞も受賞!
雑草全滅大作戦「加藤家、庭の雑草全滅大作戦2020」は自然史博物「館自由研究展」の最優秀賞を受賞。
小中学校66校から156点の応募作品があり「第16回 自然史博物館自由研究展」で2020年10月31日(土)~11月29日(日)まで展示されることになりました。
雑草全滅大作戦にはラウンドアップ
ちなみに雑草を除去したいだけならラウンドアップが効果てきめん。
ラウンドアップは欧米で発がん性が問題なって訴訟騒ぎになっているものの、庭を今後、畑として利用する予定がないのであれば問題はなさそうです。
霧吹きか噴霧器で噴霧すれば、3日後くらいに急に茶色く枯れて雑草が全滅させることができます。
ぺこ(加藤可奈)一家プロフィール
雑草全滅大作戦さんはネットで「ぺこ」というハンドルネームでブログ・ツイッターを運営している加藤可奈さんの子供たちの記録になります。
名前:加藤可奈
誕生日:1984年8月18日
血液型:O型
ツイッター:@peco3575
ブログ:https://ameblo.jp/peco3118/
長女は平成18年4月生まれで加藤可奈さんいわく「小姑な娘」
長安は平成21年1月生まれで加藤可奈さんいわく「ドスコイ息子」
長女は3歳の時に小児がん「膵芽腫」と診断され1年間の入院生活を余儀なくされたことがあります。
抗がん剤治療12クール、オペを2度も経験するもまだまだ闘病は続いているようで、
2010年9月には闘病の様子を描いた書籍も販売されています。
「笑顔のちから~小児がん、膵芽腫を吹き飛ばせ!!~」
雑草全滅大作戦のネットの反響・口コミ
雑草全滅大作戦には研究者・専門家からも注目を集め「土壌の密度への着眼点がすばらしい」「発芽する前に土を動かすことで、根がつく前に草を殺す、有効な除草法」と評価されています。